2024年5月25日（土）の活動報告

2024年5月25日は、笠寺観音亀池再生プロジェクト活動に参加しました。

天候にも恵まれて参加者の皆さんと気持ちの良い汗をかいてきました。

笠寺観音にある多宝塔の南側には、馬頭観音や灯籠が、旧東海道に向かって建っているのですが、今は笹が生い茂り、道路からは見ることができません。

聞くところによりますと、以前はここに切支丹灯籠もあったそうですが、紛失してしまい残念ながら今はここにはありません。

昔、隠れキリシタンの人たちが、ここで密かに御禁制の信仰を命懸けで守ってきた場所だったようです。

そこで、今回の亀池ボランティア活動で、この笹を刈り取り道路からも馬頭観音や他の灯籠を拝むことができるようにしました。

観音としては珍しい忿怒の姿をした馬頭観音ですが、この時ばかりは喜んでいるように見えました。

ボランティア活動後に住職のお母様に聞いたところ、馬頭観音にしては珍しく愛嬌のある良い顔をしているとのことです。

なんとなくうなずける、今日の馬頭観音でした。